整形外科・リハビリテーション科・麻酔科
当院は、一日に約300名以上の患者さんが、近隣はもとより道内各地から来院されます。患者さんの年齢層や疾患は様々で、私たちはその辛い思いに寄り添い、少しでも不安や緊張が和らぐようお手伝いしたいと思っています。
患者さんが安全に円滑な診療を受けられるよう診療の介助をするとともに、細やかな気配りや配慮に心がけています。また、入院し手術や検査を受けられる患者さんに対しては、安心して療養生活を過ごしていただくために、ご本人・ご家族と面談しながら詳しい案内と説明を行っています。入院するにあたり、事前に不安や心配なことを伺うことで病棟や他部門、地域と連携をとり、入院の早期から退院までの切れ目のない支援につながるよう外来看護の充実を目指し取り組んでいます。
当院手術室では、おもに脊椎(頚椎・腰椎)、人工関節(膝関節・股関節)、骨接合術などの外傷から日帰り手術など、幅広く対応しています。近年、高齢者やハイリスクの患者さんが増加する中、年間1000例に及ぶ手術をサポートしています。
私たちは、入院生活の中で患者さんと関わる時間は短いですが、安心して手術を受けられるよう患者さんの不安や緊張を和らげ、安全で安楽な看護の提供に努めています。そして、ひとりひとり自分の役割に責任を持ち、患者さんがすべてを委ねることができるようカンファ レンスを行ったり、医師、他職種とも連携しながら取り組んでいます。
3階病棟は、ベッド数60床の急性期病棟です。
突然の受傷による外傷や脊椎・股関節・膝関節・肩関節などの整形外科疾患全般にわたる治療、看護に対応しています。
環境の変化からせん妄や認知症状悪化につながってしまうケースもありますが、患者さんにとってどのように治療を進め最善な方法は何かを常に考え、また、限られた入院生活の中で安全に過ごせるよう温かく見守り、患者・家族が安心して元の生活に戻れるように入退院支援部門など他職種との連携も積極的に行っています。
経験豊かなスタッフが多く、患者さんの思いに寄り添い、より良い看護の提供ができるように日々努力し取組んでいます。
4階病棟は、急性期一般病床22床と地域包括ケア病床38床があります。
急性期一般病床は、検査や手術を目的とした入院や、外傷による緊急入院の患者さんが多くいます。また地域包括ケア病床では、急性期治療が落ち着き在宅復帰を目指す患者さんがリハビリテーションを行っています。
様々な不安を抱えて入院してくる患者さんが安心して治療を受けられるように、きめ細やかな看護の提供を心がけ、チームで日々努力しています。退院支援にも力を入れており、支援担当看護師を中心として、医師・理学療法士・ソーシャルワーカーなどの多職種が連携して退院に向けて支援を行っています。
看護師は、整形外科の経験が長いスタッフや、他科を経験して整形外科は初心者のスタッフもそれぞれの経験に基づいた知識を強みとして、日々の看護に活かしています。
育児をしながら働いているスタッフも多く、お互いに情報交換をし、支えあいながら楽しく働いています。